潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。現在、実際に海水
が出入りしているのは、ここだけです。浜離宮は、この潮入りの池や池や鴨場
を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに大別されます。


各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されて光圀の
儒学思想の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしてい
ます。しだれ桜も有名で落ち着きのある庭園です。


六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。名称
は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・
興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。


詩経や万葉集などのの古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花
が咲くようにしました。「百花園」の名称は、一説では、「梅は百花に魁けて
咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたものです。


